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新築を考えていますが
防蟻剤にホウ酸を使用するとのことで
作成した文書です。


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下記はまだ研究されておらず
いろいろな論文・文献を引用し総合した
わたし個人の意見です。


①化学物質過敏症(CS)について

 CS患者の症状は
 薬物代謝酵素や補酵素類、生体内の抗酸化酵素の欠損により
 薬物、化学物質、活性酸素の代謝困難により
 引き起されている。

 既に存在する論文は 
 薬物代謝酵素の1つのGSTについて調査した
  
  平成17年3月 財団法人 日本公衆衛生協会
 平成16年度 本態性多種化学物質過敏状態の調査研究 研究報告書
  http://www.env.go.jp/chemi/report/h18-03/full.pdf

 である

 調査対象は9名のみであるので
 今後のさらなる調査が必要と思われる。

 また調査したGST遺伝子3種のうち
 1名が全て正常なCS患者が存在するが
 Nrf2のような
 GSTやその他薬物代謝酵素、抗酸化酵素の発現にかかわる
 転写因子自体に異常がある場合も考えられる。

 *この転写因子以外にもABCトランスポーターなど輸送系
  の異常も考えられる。

 私の場合、遺伝子検査にて
 CYP系薬物代謝酵素の一部の遺伝子の欠損と
 グルタチオン合成酵素などの抗酸化酵素類の
 遺伝子が欠損していることがわかっている。
 GSTを個人で検査可能な機関は現状存在しないので
 私自身のGSTの有無は不明である。

 健常者はこれら上記酵素類や転写因子、トランスポーターが正常なため
 これら物質をスムーズに代謝し
 タバコや排気ガスなど外部による活性酸素や
 薬剤代謝による体内で発生する活性酸素の除去ができるので
 症状が起きない。

 ヒト以外の動物、昆虫、植物もこれら酵素は共通のものが多く
 酵素が少ないか多いか、種類が違うかなどによる違いで
 同じ物質でも症状(毒性)があるかないかの差が出る。

 なので昆虫に効いてヒトに効かない薬剤は
 代謝できるかできないかという違いだけの場合が多く
 代謝できないCS患者には昆虫と同じく効いてしまう。

 その他最新の情報は 
 こちら http://kuronekoluna.blog121.fc2.com/blog-entry-261.html


②CS患者へのホウ素・ホウ酸の利用について

 過去
 ホウ酸によるものと思われる私の症状は
 ホウ酸入り目薬で
  接触した皮膚と眼にヒリヒリする刺激性が現れ
  後に吐き気
 ホウ酸団子を置いた室内環境にて
  皮膚のヒリヒリとする刺激性と吐き気
  (ホウ酸以外にも殺虫成分が入っていたので
   ホウ酸のせいなのか
   他の成分のせいなのか双方によるのか定かではない)
 子供の頃はスライム(ホウ砂からできている)で吐き気
 
 これらから考えると
 体内吸収すれば
 このような症状が引き起される可能性がある。

 よくホウ素・ホウ酸は
 塩と同じ程度の毒性との表記が見られるが
 MSDSで塩化ナトリウムとホウ酸・ホウ砂を調べれば
 毒性の違いは明らかである。
 
 塩化ナトリウム MSDS http://junsei.ehost.jp/productsearch/msds/19015jis.pdf
 ホウ酸 MSDS http://www.st.rim.or.jp/~shw/MSDS/02146250.pdf
 ホウ砂・ホウ酸 MSDS http://www.st.rim.or.jp/~shw/MSDS/19572250.pdf

 どの程度の量でCS患者に影響があるかは
 2015年の時点で生化学・医学の分野にて
 ホウ酸の体内動態・代謝が明らかになっていないこともあり
 
 東京工業大学・生命理工学研究科 https://kaken.nii.ac.jp/d/p/25650114.en.html

 昇華性もあり
 毒性物質でもあるにもかかわらず
 トランスポーターや酵素による代謝経路も不明な状況では
 CS患者に安全とは断定できない物質となる。

 ホウ素・ホウ酸を防蟻剤とし住宅に使用した場合
 CS患者に安全となる可能性は

 ホウ酸は糖と結合しやすいというこにより
  木材で安定となり昇華せず木材に留まる場合と
 木材において安定でない場合
 木材(柱)の露出なし、漆喰壁、床タイル貼りにて
  ホウ酸を塗布した木材が内部に存在する
  壁、床内部の気密性が高く
  昇華しても室内に入り込みにくい可能性がある場合
  *室内に昇華した成分が入り込みにくい場合
 の2つが考えられる。
 
③CS患者へのホウ素・ホウ酸以外の防蟻剤利用について

 昇華しても気密性がよければ大丈夫かという話になると
 有機リンなど他の殺虫系薬剤も
 住宅の壁・床内部の気密性がよければ問題はない
 という話にもなり得るが
 真空でない限り室内に漏れる可能性は十分であり
 揮発性とその毒性の違いから
 ホウ酸よりも高い毒性が考えられるので
 CS患者への使用は禁止されるべきである。
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