化学物質過敏症を考える

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化学物質過敏症で薬物性肝障害に 〜グルタチオンのおすすめ〜

化学物質過敏症
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グルタチオンは点滴(100mlの生理食塩水で薄めたもの)
や経口(お薬)では問題ないですが
注射(高濃度を一気に注射)では
健常な方でも稀に体調不良になると
医師から伝えられています。
わたしと同じ化学物質過敏症の方は
点滴が良いかと思います。




化学物質過敏症の方から
抗生物質服用で薬物性肝障害と
薬物性腎障害になられたという
お手紙をいただきました。

体調不良で寝たきりとなり
黄疸が出たそうです。


こちらに記載ありますように

薬物誘起性肝障害の発現とグルタチオン-S-転移 酵素の遺伝子型との関係に関する検討
東京大学 大学院薬学系研究科 分子薬物動態学教室



〜一部抜粋、簡略いたします〜

数多くの薬物が原因となる肝障害が報告されてきている。
現状、有力な仮説がいくつかあるものの、
完全な解明には未だ至っていない。
特に、 特異体質性の肝障害は
動物実験で再現することができず、
医薬品開発の後期や上市された後に
初めて副作用が報告される例が後を絶たない。

薬物誘起性肝障害を引き起こす薬は、
代謝物が細胞内タンパク質に共有結合することが
肝障害のきっかけとなると考えられて いる。

代謝物は、通常
グルタチオン -S- 転移酵素( GST)を介し
グルタチオン抱合を受け毒性を示さなくなるとされる。

しかし、GST の遺伝的欠損がある場合には、
解毒効率が落ちることで、
肝障害発現の確率が上昇すると想定される。

*GST の中でも、特に
 GSTM 1 および GSTT 1 の 2 分子種の主な変異は完全欠損であり、
 その頻度も比較的高いことが報告されている。


薬物性肝障害の原因は完全に解明されておらず
患者さんの発症後にはじめて
副作用が出ることが分かる状態のようです。

一般的に副作用を起こす代謝物は
グルタチオンーS−トランスフェラーゼ(GST)が
グルタチオンと共に解毒することがわかっています。
*薬学の基礎です。

上記は2010年の論文です。

論文を購入していないのでリンクに貼った
一部分しか読めませんが

2010年の時点でこのような状態であることは
わかりました。

医学の進歩はとてもゆっくりなので
2017年の今でも解明はされていないかもしれません。


つまり
上記のような一部の薬物で副作用が出てしまうことさえ
解明がされていませんから
多くの種類のあらゆる薬物で副作用の出てしまう
化学物質過敏症は
まだまだ先の研究となると思われます。


ちなみにこの解毒に関わる GST は

化学物質過敏症で遺伝子欠損がある

 =GSTが機能しない疾患

として
研究されている薬物代謝酵素の1つです。
*わたしはGST含む多くの薬物代謝・抗酸化酵素を
 発現させるNrf2転写因子自体に
 問題がある気がしていますが

この GST が機能するためには
グルタチオンが必須です。

わたしは遺伝子的に
グルタチオンも合成できないと結果が出ていますので
グルタチオンを服用、点滴しています。


そのおかげかわたしの場合
悪化は緩やかな方だと思います。

そもそもこれら酵素は
加齢で減っていくものです。

お手紙頂いた方はグルタチオンは服用も点滴も
していらっしゃらないので心配しています。

抗生物質の服用でこのような状態になってしまいましたし、


薬害は想像できるので
わたしは抗生物質はなるだけ飲まないようにしていますが
(オレガノなど殺菌性高いハーブで対応するなどしています)
(*オレガノにも長期服用で肝毒性があります)
重篤な感染症では飲まざる終えません。


化学物質過敏症は
単に匂いに過敏だと思われがちですが
薬物を代謝できない疾患ですので
なるべく服用しないか
服用が必須の場合は
グルタチオン摂取もすべきかと思います。


ですが
グルタチオンも服用、点滴することも
怖がってしまう化学物質過敏症患者さんが多いです。

確かにタチオンは
合成して作られたものですから
不純物をわずかに含み
それが悪影響する場合も考えられなくはないです。

ですがそもそもが解毒に関わるものなので

その不純物による毒性と
グルタチオンの解毒と

どちらが勝るかといえば
体験上ではグルタチオンが勝っています。


ですが
アレルギーの場合
どちらが勝るかというものではなく
不純物がアレルゲンなら微量でも発症します。

しかし
グルタチオンは一部アレルギーにも効果ありますので
わたしは悩まず服用、点滴しました。


日本ジェネリック株式会社 タチオン 注射用100mg タチオン 注射用200mg

〜一部抜粋・簡略いたします〜

タチオンの効果(%は有効率)

中毒 (薬物中毒、自家中毒、農薬中毒、金属中毒等) 90.6%
肝疾患(慢性肝炎等)76.8%
 *慢性肝疾患に対する肝機能 改善効果が認められた。
皮膚疾患(急・慢性湿疹、蕁麻 疹、皮膚炎等アレル ギー性皮膚炎)78.8%
肝斑など色素沈着症 59.6%
妊娠中毒(妊娠悪阻、晩期妊娠中毒症) 84.9%
眼疾患 (角膜疾患) 86.5%
放射線障害
 *子宮頸癌、頭頸部腫瘍における
  放射線療法の副作用を防止する効果が認められた。



そして実際わたしには問題はない現状です。

確かにタチオンよりも
アメリカ産の不純物の少ない
グルタチオン点滴の方が
すっきり感がありましたが

高額、遠方なので
今はタチオン服用と点滴です。


点滴はアルコールアレルギーもありますので
消毒はアルコール以外にしています。

院内の匂いが一番つらいかもしれません、

わたしもタバコ臭い医院では
せっかくの点滴が±0になりました。


病院ですといろいろ医薬品の匂い
美容系クリニックでは香水や芳香剤の匂いがします。

なるだけ臭わない病院を探すしかないです。


わたしの場合多少匂っても
活性炭マスクや抗炎症、抗酸化系ハーブ
などで対処しているので
髪についた残り香が一番厄介で
重曹で必死に落としています。

夜中に残り香で気管支炎になってしまいますので。。


そこまでしても
このグルタチオン点滴の効果はとても有効で
化学物質過敏症の重症化を抑えられています。


芳香剤などの香りの成分も代謝が必要で
頭痛、吐き気、気管支炎などの原因になるわけですが
*健康な方でも強い香水などで
 吐き気がしたことがないでしょうか?
 化学物質過敏症ですと代謝ができないので
 微量でも体調を崩します。
 タバコですとニコチンが効きすぎて
 低体温や覚醒作用で不眠になったりします。
 ニコチンも薬物代謝酵素で代謝しています。

匂いに過敏ということだけが
取り上げられてしまう化学物質過敏症

命名からしてなんとかしてほしいものです。

薬物代謝性障害。。などへ
変更していただきたいとわたしは思っています。


薬物性肝障害について
詳しくお知りになりたい方は下記を参照ください


 厚生労働省 重篤副作用疾患別対応マニュアル 薬物性肝障害


わたしは他の勉強があるので
後日改めて読み直したいと思います。

わたしは「代謝性特異体質」の症状かもしれないです。
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