FC2ブログ

化学物質過敏症を考える

ARTICLE PAGE

高濃度ビタミンC点滴の危険性について考える

疑問
  • comment2
  • trackback0

一部でCSに有効とされる高濃度ビタミンCの点滴ですが

私は現状、防腐剤の添加が理由でしていません。
(経口では摂取してます。
 CSとは関係ないかもですが?効果としては美肌効果があります。)


生化学的代謝から考えると
ビタミンC(アスコルビン酸)の抗酸化力を示すと
グルタチオンとナイアシン由来のNADPHを
間接的に消費してしまいます。


wikiですが こちら がわかりやすいです。


私の場合さらに
グルタチオン合成能力が低いと遺伝子検査にてわかっていて
かつグルタチオン点滴にて体調回復しているので

現状高濃度ビタミンC点滴は考えていません、


下記の論文では

高濃度ビタミンCにて
グルタチオンを枯渇するという記載の論文がありましたので
簡単にですがまとめさせていただきます。
*wikiのグルタチオンーアスコルビン酸回路が正しいことが
 証明されているような内容です。


 J-STAGE 2016 年 90 巻 12 号 p. 600-602
 高濃度アスコルビン酸は酸化を促進し大腸ガン細胞のアポトーシスを誘導する



近年

 KRAS 変異大腸ガン細胞 と
 BRAF 変異大腸ガン細胞 の

両細胞を用いて高濃度アスコルビン酸によって
ガン細胞が死滅するメカニズムについて新たな進展があった。

それら大腸ガン細胞では
(アスコルビン酸が酸化された)デヒドロアスコルビン酸を
細胞内に取り込む GLUT1 が高発現しており

高濃度アスコルビン酸によって
細胞内でデヒドロアスコルビン酸量が過剰になり
ROS(活性酸素) が発生し、ガン細胞が 死滅することを報告している。

以前より報告されてきた高濃度アスコルビン酸の抗ガンメカニズムは
血液中で発生する過酸化水素によるものであり
今回の明らかにされた坑ガンメカニズムは細胞内部で
デヒドロアスコルビン酸を介して発生する ROS が関与している点で新しい。

.本トピックスでは
KRAS 変異大腸ガン細胞と BRAF 変異大腸ガン細胞における
高濃度アスコルビン酸によるアポトーシス誘導メカニズムについて紹介する。

KRAS と BRAF は
上皮細胞成長因子受容体(EGFR) の下流に位置するシグナル伝達因子であり
細胞増殖 において重要な役割を担っている。

上皮細胞成長因子 (EGF)が EGFR に結合すると
EGFR がリン酸化され,

 EGFR → KRAS → BRAF → MEK → ERK

の順でシグナルが伝わっていき
核にシグナルが到達すると細胞増殖に関与する遺伝子が活性化される。

このシグナル経路の異常はガンの病態にも深く関わっており
大腸ガン患者では,全体のうち 50%程度に KRAS の遺伝子変異が認められ
また全体のうち 10%程度に BRAF の遺伝子変異が認められる。

KRAS あるいは BRAF が変異した大腸ガン細胞においては

デヒドロアスコルビン酸を細胞 内へ取り込む因子である GLUT1 が高く発現している。


 高濃度アスコルビン酸を培養細 胞培地中に投与すると
 アスコルビン酸が酸化されてデヒドロアスコルビン酸に変換され
 このデヒドロアスコルビン酸が GLUT1 によって細胞に取り込まれる.。

 デヒドロアスコルビン酸が細胞内に大量に取り込まれると
 還元型グルタチオン(GSH)の作用によって
 デ ヒドロアスコルビン酸が還元型のアスコルビン酸に変換される。

 その際に、GSH と
 還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADPH)
 (ナイアシン由来の成分です)が多量に消費されるため

  GSH と NADPH が枯渇するとともに
,  ROS(活性酸素) の産生が上昇する。



KRAS あるいは BRAF が変異した大腸ガン細胞に
高濃度アスコ ルビン酸を添加した時の細胞生存率については

BRAS 通常型あるいは BRAF 通常型が発現した細胞と比較して
BRAS あるいは BRAF が変異した両細胞とも高濃度アスコルビン酸によって
アポトーシス発現が上昇し細胞生存率が有意に低下することが明らかとなった。

この アスコルビン酸によるアポトーシス誘導効果は
いずれの細胞でも培地中のグルコース濃度依存的に弱まった。

つまり、グルコース濃度が低いほど
ATP 産生量が低下するため
アスコルビン酸によるアポトーシス誘導効果が高まるものと推察できる。
(糖質(グルコース)はガン細胞を元気にすると言われていますが
 この研究でも同じくグルコースは少ない方が良いようです。)


CSとして気になる点は


 KRAS もしくは BRAF が通常な細胞 より

 KRAS もしくは BRAF が変異した大腸ガン細胞

 の方が

 GSH と NADPH を枯渇させるデヒドロアスコルビン酸を
 細胞内へ取り込 GLUT1 が高く発現しているので
 高濃度アスコルビン酸によって
 アポトーシス発現が上昇し細胞生存率が有意に低下する。


ということです。


高濃度ビタミンC(アスコルビン酸)による
細胞死(アポトーシス)の流れですが
この論文からですと


 細胞外アスコルビン酸 →(酸化)→ デヒドロアスコルビン酸 
  → GLUT1 により細胞内に取り込み
   → 還元型グルタチオン(GSH)とナイアシン由来NADPH枯渇
    → 活性酸素発生
     → アポトーシス(細胞死)

ということになります。


 KRAS もしくは BRAF が通常な細胞 の GLUT1

  より

 KRAS もしくは BRAF が変異した大腸ガン細胞 の GLUT1

  が多いから


ガン細胞が優先してアポトーシスするということであって

正常細胞にも GLUT1 は存在しますから


そもそもが活性酸素に弱い
グルタチオンはじめ抗酸化酵素が少ないと考えられるCSの場合

高濃度ビタミンCによってグルタチオンが枯渇し
ますます活性酸素に脆弱にならないかどうかです。


疑問のままですが

現状は点滴はしないことにしています。



CSの方でビタミンCの高濃度点滴された方いらっしゃいましたら
こちらにコメントいただけますとありがたいです。


CSでもどの抗酸化酵素が足りていないのか
もしくはどの程度不足しているのかなど

個人差によっても効果の有無が変わるかもしれませんので
調査したいと思っています。


CSの担当の先生からは高濃度ビタミンC点滴で
体調を崩された方がいらっしゃるとも聞いています。


皆様ご体調悪い中申し訳ないのですが、
ご体調良い時に。。
できればですがご協力宜しくお願い致します。。





スポンサーサイト

Comments 2

勉強中  
お久しぶりです

ご無沙汰しておりました、勉強中です。
あれからかなり沢山の事があり、分かった事や進展した事もあります。


高濃度ビタミン点滴について。殆どのクリニックは不純物入り、防腐剤入りです。
私は都内の高額なクリニック二箇所で高濃度ビタミン点滴を受けておりましたし今でも受けておりますが、それらは全く問題ありません。

但し、防腐剤、不純物は一切無しと断言しているクリニックで以外は絶対にやってはいけません。

知識を得る前に他院でビタミンCを高濃度にして貰ったものを点滴した時、漏れてもいないのに直後から酷い痛みで大変な事になりました。あれは中の防腐剤や他のものが体にとって毒、異物であった為と考えます。

ひとえに高濃度ビタミンCと言っても、無農薬野菜と農薬や添加物まみれの野菜くらいの違いがあると思います。
私は逆に口からのビタミン剤が飲めない(MCSの為、混入物やその内容で無理なものが多くある)と去年の夏には悟りましたので、全てが純粋なものとは言えないビタミン剤は危険という認識です。勿論、それに対処できる体であれば問題ないとは思います。

2019/02/13 (Wed) 01:29 | EDIT | REPLY |   
suz  
Re: お久しぶりです

おひさしぶりです^^コメントありがとうございます。
過去のコメントにまだお返事できていなくてすみません^^、

情報ありがとうございます。

添加物入りはほんとにこまりますね、

添加物なしのビタミンCでどのような効果があったか
教えていただけるとありがたいです^^

後体調良い時のいつかでかまいませんので
宜しくお願い致します^^

2019/03/09 (Sat) 16:04 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply