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化学物質過敏症を考える

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アレルギーの種類と検査の種類

アレルギー
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<免疫の種類とアレルギー>

 *wiki 抗体 と アンブロシア様の情報
  論文直接引用ではないため参考として


 IgE(免疫グロブリンエ)陽性型 = 即発性アレルギー

  寄生虫の免疫反応、気管支喘息、アレルギーに関与
  鼻水、息苦しさ、じんましんなどの症状がすぐに現れる

  *免疫システムの細胞、特に肥満細胞と好塩基球を結合する抗体
   結果的にヒスタミン放出の原因となる

  発生時間 = 通常15分以内に初期反応
         4〜6時間後に後期反応
         むくみや炎症が何日にもわたることがある


 IgG(免疫グロブリンG)陽性型 = 遅発性アレルギー

  接触性皮膚炎や食物アレルギーに関与

  *IgE陽性 の 90〜95% のうち 70〜85%で IgG陽性
   アレルゲンと直接結合することが出来る
   このようにして産生した抗原抗体複合体は、時間をかけて体内を循環した後
   体組織に沈着し、膝関節痛等の多種多様な症状を誘発

   セリアック病は IgG と IgA で診断する。

  発生時間 = 数時間〜数日

  igG 体内分布 = ヒト:70〜75%
           血漿中に最も多く血管内外に平均して分布


 IgA(免疫グロブリンA) 陽性型 = 遅発性アレルギーに関与の疑い

  慢性炎症性疾患などに関与の可能性

  *原因物質や吸入抗原特定の追加情報
   IgE 陽性 の 90〜95% のうち 70〜85%で IgG 陽性
   IgE と IgG 両方陰性 のうち 30〜40% が IgA 陽性
 
   セリアック病は IgG と IgA で診断する。

  発生時間 = 不明

  IgA 体内分布 = ヒト:10〜15%
           粘膜分泌型
           IgA1 = 血清、鼻汁、唾液、母乳中に存在
           IgA2 = 腸液中に多く存在


 IgM(免疫グロブリンM)陽性型 = 微生物感染

  発生時間 = 微生物感染初期に産生

  IgM 体内分布 = ヒト:約10%
           通常血液中にのみ存在


 IgD(免疫グロブリンD) = 抗体産生の誘導

  発生時間 = 不明

  IgD 体内分布 = ヒト:1%以下
           B細胞表面に存在



以上より、私の疑問など

 
食物アレルギーにおいて

IgEで反応する食品がIgGでも同様に反応するとは限りません。
逆に、IgGで反応する食品がIgEでも反応するとは限りません。


とありますが

これは食物に限った話ではないと私は思います。


現状、ほとんどの病院では即発性(igG陽性型)のアレルギーしか
検査していません。


 *私はアンブロシア様の検査で小麦グルテンのIgGが陽性でした。が
  病院の検査ではIgEの検査のみで小麦もグルテンもアレルギーではないと診断されました。



遅発性の場合でも血液検査できるクリニックは限られ
遅発性の場合はパッチテストが有効かもしれません。



<アレルギーの分類>


 以下はだいぶ昔にまとめたものです。
 現在と遅発性の概念が違っています。
 参考程度でご覧ください。


Ⅰ型(即発型)= IgE , IgG4?

 関与する細胞:肥満細胞、好塩基球
 
 メディエーター:ヒスタミン
         サイトカイン
         ロイコトリエン など

 代表疾患:気管支喘息
      アレルギー性鼻炎
      アナフィラキシーショック
      じんましん
      アトピー
      食物アレルギー
      PIE症候群
      結膜炎


Ⅱ型(細胞障害型)= IgG , IgM , IgE

 関与する細胞:なし または
        K細胞、NK細胞
        マクロファージ など
 
 メディエーター:活性補体

 代表疾患:重症筋無力症
      慢性肝炎
      自己免疫性溶血性貧血
      橋本病
      不適合輸血
      悪性貧血
      リウマチ熱
      薬剤性溶血性貧血
      顆粒球減少症 など
      *受容体に交代が結合することで機能低下する疾患


Ⅲ型(免疫複合型、アルサス型)= IgG , IgM

 関与する細胞:好中球
        血小板
 
 メディエーター:リソソーム酵素 
         活性酸素
         血管透過因子

 代表疾患:ループス腎炎
      糸球体腎炎
      血清病
      関節リウマチ
      SLE
      過敏性肺臓炎
      リウマチ性肺炎
      多発性動脈炎
      アレルギー性血管炎
      シャーグレン症候群


Ⅳ型(遅発型)= T細胞(抗体関与なし)

 関与する細胞:マクロファージ
        キラーT細胞
 
 メディエーター:サイトカイン
         IL-2 , IFN-r
         リンホカイン 

 代表疾患:ツベルクリン反応
      接触性皮膚炎
      アトピー
      気管支喘息
      アレルギー性鼻炎
      たんぱく誘発性腸炎
      ベーチェット病
      アレルギー性脳炎
      過敏性肺炎
      移植拒絶反応 など


Ⅴ型(遅発型)= 不明

 関与する細胞:不明
 
 メディエーター:不明 

 代表疾患:パセドウ病 など
      *受容体に交代が結合することで機能亢進する疾患



<アレルギー検査の種類>

 現状一般的なアレルギー検査は以下となります。


 日本アレルギー学会 
 医学生・若手医師向け情報サイト
 アレルギー検査方法の実際
 より


アレルギー疾患の患者さんは、複数の臓器に症状が誘発されているため、
複数の診療科を受診される方が少なくありません。
そのため、検査も多岐にわたります。


喘息 の場合

 血液検査やX線検査
 呼吸機能検査
 呼気一酸化窒素検査
 皮膚テスト

食物アレルギー、気道アレルギー、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎 の場合

 血液検査(特異IgE抗体の同定)= 即発性アレルギー
 皮膚テスト(主にプリックテスト)

接触皮膚炎(いわゆる“かぶれ”) の場合

 パッチテスト


が、行われます。


プリックテストは、即時型アレルギーに対する検査として、
その安全性や有用性、簡便さから本邦や欧米で推奨されている検査法です。
方法はプリック針でアレルゲンを少量皮膚に入れ、
15分後に出現した膨疹径を測定します。

適応疾患

 花粉症・鼻アレルギー
 アトピー性皮膚炎
 アレルギー性結膜炎
 食物アレルギー
 口腔アレルギー症候群
 ラテックスアレルギー
 薬剤アレルギー

など、様々な即時型のアレルギー疾患に行うことができます。


一方、遅延型アレルギーであるアレルギー性接触皮膚炎も
アレルギー専門医が日常的に遭遇する疾患です。

現時点において最も有用とされる検査法は“パッチテスト”です。

パッチテストは、アレルゲンを患者さんの健常な皮膚(背部もしくは上腕外側)に48時間貼布し
得られた反応を一定の基準のもとに判定します。

小児から高齢の方まで、皮膚に接触する製品や成分、つまり、

 金属
 外用薬
 日用品(シャンプーやヘアカラー剤、香料など)
 化粧品
 職業性に触れる樹脂やゴム手袋

など多岐にわたる物質を検査することができます。

ただし、その貼布方法や試薬の調製方法などはその製品、物質ごとに異なりますので
それらの知識を身に付けること、
また、刺激反応とアレルギー反応を正しく判定するスキルが求められます。



以上より、私の疑問など


遅発性アレルギーは体感では
接触性皮膚炎のみではないと考えますが
現状の医学ではそのような判断のようです。

実際、食物アレルギーは先ほど記載したように
遅発性のものがあります。


現状CSはアレルギーを併発しやすいとされていますが
化学物質に対するアレルギーではないともされていました。

ですが、それはIgEの検査のみの診断です。
私もアルコールなどのIgE検査は陰性でしたが
 実際皮膚が腫れたり呼吸が苦しくなったりします。症状も遅発性であるにもかかわらずです。

 *アルコール、アルデヒド代謝異常によるアルデヒド症状は私は即発性です。)

IgGの遅発性アレルギーの検査が必要かもしれません。

またはアルコールやアルデヒド代謝の問題で
アレルギーではなく細胞損傷している可能性もあり
(こちらはミトコンドリアの問題が考えられると思われます。
 本ブログでもまとめる予定です。)


アレルギーと代謝異常が混在している可能性もあります。

代謝異常であるから(体内に残りやすいから)
アレルギーになりやすいということも
あるかもしれません。


また香料などが接触性皮膚炎のアレルゲンと認められている記載が
上記にありますが

皮膚だけではなく粘膜(気管支など)への影響も考えられるかと思います。
最近では多くの方が香料による気管支炎や喘息になられていると耳にします。


このような論文もありました。


 名城大学薬学部(2016)
 香料アレルゲンによるヒト侵害受容器TRPA1の活性化



近年、高残香性の衣料用柔軟仕上げ剤や香り付けを目的とする加香剤商品等の市場規模が拡大している。
それに伴い、これら生活用品の使用に起因する危害情報も含めた相談件数が急増しており、
呼吸器障害をはじめ、頭痛や吐き気等の体調不良が危害内容として報告されている。
このような室内環境中の化学物質はシックハウス症候群や喘息等の主要な原因、
あるいは増悪因子となることが指摘されているが、そのメカニズムについては不明な点が多く残されている。
本研究では、欧州連合の化粧品指令でアレルギー物質としてラベル表示を義務付けられた香料成分を対象として
FormaldehydeやAcroleinなどのアルデヒド類
防腐剤パラベン、抗菌剤など多様な室内環境化学物質の
生体内標的分子であり、これらの化学物質による気道刺激などに関与する
TRP (Transient Receptor Potential Channel)イオンチャネル活性化について検討を行った。

【結果および考察】香料アレルゲンとして表示義務のある香料リストのうち植物エキス等を除いて
今回評価可能であった18物質中9物質が濃度依存的にTRPA1の活性化を引き起こすことが判明した。
なかでも、2-(4-tert-Butylbenzyl) propionaldehydeによるTRPA1の活性化の程度は
陽性対象物質であるCinnamaldehydeに匹敵することが明らかとなった。
以上の結果は、これら香料アレルゲンがTRPA1の活性化を介して
気道過敏の亢進を引き起こす可能性を示唆
しており、
シックハウス症候群の発症メカニズムを明らかにする上でも極めて重要な情報であると考えられる。


まだまだアレルギー自体の研究が進んでいないため
研究が進むことを祈っています。


2018年の最新の化学物質過敏症についての
見解の論文
が閲覧できるようになったので
後日まとめたいと思います。
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