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化学物質過敏症を考える

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フタル酸エステル の毒性

毒性物質
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  厚生労働省(2013)
  シックハウス症候群の原因解明のための全国規模の疫学研究
 より


まとめさせていただきます。


<用途>

 食品容器
 ビニール製玩具
 パーソナルケア製品
 塗料
 家具
 建材

 などに利用。
 
 *特にポリ塩化ビニルやゴムへの樹脂添加剤として利用されるケースが多く、
  長年にわたり我々の身近な生活に利便性をもたらしてきた。
  そのような製品の一例としては、
  床材、壁材、テーブルクロス、人工皮革、園芸用ホースなどがあげられる。



<特性>

 沸点:240〜400℃の半揮発性有機化合物。

 物質から徐々に揮発し

  ガス状
  浮遊微粒子状
  ダスト

 に吸着して存在する。


<毒性>

 動物実験にてアレルギーのアジュバント効果を認める。(2001年)

 疫学研究にてアレルギーとの関連が示唆されている。
 (2004、2005、2008、2012年)

 床から採取したダスト中の

  DEHP(過去の研究結果:喘息、喘鳴、鼻炎)
  BBzP(過去の研究結果:鼻炎、皮膚炎)
  DEHA(過去の研究結果:皮膚炎)

 は本調査にて

   アトピー性皮膚炎
   喘息
   アトピー性結膜炎


  のリスクであった。

  *BBzP は低濃度でもアトピー性皮膚炎のリスクがあり
   さらなる検討が必要。

 棚から採取したダスト中のフタル酸エステル類のうちでは

  DnBP

 が喘息のリスクであった。

 
  *シックハウスとの相関はみられなかった。
   シックハウスとの相関がみられるのは

    ホルムアルデヒド(建材など)
    1-オクテン-3-オール(微生物由来のカビ臭)

   である。


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