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化学物質過敏症を考える

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統合失調症とNMDA型グルタミン酸受容体

脳疾患
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 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科精神行動医科学分野
 生化学 第80巻 第 4 号,pp.267―276,(2008)
 脳の内在性 D-セリンの代謝・機能と精神神経疾患における意義
 より


引用、簡略化し、まとめさせていただきます。 


NMDA型グルタミン酸受容体の遮断剤にて
統合失調症様症状が現れたことから

NMDA型グルタミン酸受容体機能を促進すことで
(難治性症状を含む)統合失調症の
包括的な治療戦略を考えるようになった。

そこで NMDA型グルタミン酸受容体調節部位のうち
細胞死や痙攣につながるグルタミン酸結合部位ではなく
こうした過剰な効果が生じにくい、

 グリシン結合部位 を 刺激する標的とした。



感想


 上記から 統合失調症はNMDA型グルタミン酸受容体が
 何かしらの理由で阻害されているということと

 NMDA型グルタミン酸受容体の グルタミン酸結合部位の活性
 つまり、グルタミン酸による活性は細胞毒性(興奮毒性)を示し
 グリシン結合部位 つまり、グリシンによる活性化では
 受容体が活性しても細胞毒性は生じず、機能の促進のみとなる
 ということがわかりました。


今後、このNMDA型グルタミン酸受容体に作用する
お茶の成分テアニンの効果についてまとめる予定です。






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