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化学物質過敏症を考える

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嗅覚関連システムを用いたドーパミン神経細胞の脆弱性解析

パーキンソン病
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CSの香り成分による脳の機能障害に関与しそうな論文です。


 旭川医科大学・医学部(2014〜2017)
 嗅覚関連システムを用いたドーパミン神経細胞の脆弱性解析
 より


引用・簡略化し、まとめさせていいただきます。


グレーの文字は私が付け加えたものです。

*論文中にパーキンソン病の嗅覚異常についての記載がありますが
 パーキンソン病の場合は嗅覚鈍麻です。
 そしてこの実験では嗅球が細胞死(アポトーシス)するほど
 直接投与していますので香り成分レベルではありませんが
 嗅球を介して 化学物質 が脳へ到達するということが同様の問題点です。
 CSの場合は微量で障害が起こるのでそれが一番の問題点です。


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嗅神経を介して鼻腔内の 化学物質 を直接脳へ送達する嗅覚輸送経路 は、
吸入された環境毒物に対する脳の脆弱点
として危惧される。


本研究では、鼻腔を介した環境毒物吸収による中枢ドパミン神経細胞の損傷を解析した。

マウス鼻腔内へ投与されたミトコンドリア呼吸鎖阻害剤ロテノン(殺虫剤・農薬)は、
嗅覚輸送により嗅球へ送達され、嗅球ドパミン神経変性による嗅覚異常を惹起した。

また鼻腔内に投与されたロテノンは
黒質ドパミン神経にも細胞毒性を発揮しうることが示唆された。


これら知見は、環境中毒物の嗅覚輸送は
中枢神経変性を誘導しうる脳の脆弱点のひとつであることを示した。


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ロテノンの毒性についてはまたあらためてまとめたいと思います。

ロテノンとパーキンソン病との関係は こちら 



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